ご利用者に寄り添う気持ちを持った介護福祉士をめざして学んでいきたい
私の介護の仕事
松木蒼衣(まつき・あおい)さん =麻生専門学校グループ 麻生医療福祉専門学校福岡校=
【プロフィール】
令和3年に高校卒業後、麻生医療福祉専門学校福岡校、介護福祉科に入学。令和5年3月卒業予定。
【スケジュール】
9時20分 | ホームルーム |
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9時30分 | 1限目 |
11時15分 | 2限目 |
12時45分 | 昼食 |
13時30分 | 3限目 |
15時15分 | 4限目 |
16時45分 | ホームルーム、下校 |
障がい者スポーツとそれを支える介護職の姿に感動
介護福祉士を目指したきっかけは、高校生の時に、障がい者の方が参加するスポーツ大会でボランティアをしたことです。障がいを持っていても健常者と変わらずに競技をする姿や、その障がい者の方を支える介護福祉士の姿に感動しました。介護福祉士の方ともお話させていただき、やりがいを持って働かれていることに魅力を感じ、介護福祉士を取得するために、麻生医療福祉専門学校福岡校に進学しました。
当校を選んだ理由は、オープンキャンパスで先生や学生の雰囲気の良さや授業内容に惹かれたからです。授業に最先端の介護ロボットなどを取り入れているため、現場に近い経験が出来るのではと考えました。また、介護をする側だけでなく、介護をされる側や障がい者の方の気持ちを考える授業があり、将来は障がい者のサポートに携わる仕事をしたいと考えている私にとって必要なことだと感じました。
クラスメイトは半分以上が留学生で、中国やネパール、ベトナムなどいろんな国や年齢の方と授業を受けています。留学生の友達は、「母国に介護技術を持ち帰って役に立ちたい」など、志を持って勉強している人が多く、話していてとても刺激を受けます。また来年度からは、専門学校麻生看護大学校と専門学校麻生リハビリテーション大学校の専門の先生に授業をしてもらう科目が始まります。今、介護の現場では多職種連携が重要と言われているので、学生のうちからこのような機会を持つことができてよかったです。
実習を経て、介護の道に進みたい気持ちが高まった
グループホームでの実習の中で、ご利用者の方とのコミュニケーションをとってみると、さらにこの仕事をやってみたいという気持ちが高まりました。
嚥下機能が落ちている方に、食事介助をして、全部飲み込んだか確認しなければいけない場面がありました。認知症によりコミュニケーションをとることが難しい方で、声をかけてもなかなか反応して頂けませんでしたが、介護職員の方にアドバイスを頂き、寄り添う気持ちを持って、そっと手を握って待ってみたところ、口を開けて頂きました。様々な方法で、ご利用者とのコミュニケーションをとる勉強になりました。
一方で、想像していた以上に、生活のすべてを介助する大変さや介護職員の方の仕事量の多さをみて、現場の厳しさも実感しました。それでも、介護職員の方が忙しく業務に当たりながらでも、ご利用者本位の考え方でコミュニケーションをとり、気配りをする姿がとても印象に残りました。
信頼してもらえる介護職員になりたい
将来は障がい者の方の就労支援施設に就職したいと考えていますが、グループホームに実習に行かせていただいて、いろんな施設で経験を積んでみたいと思うようになり、視野が広がりました。理想としているのは、ご利用者にもご家族の方にも信頼して任せてもらえるような介護職です。私は、信頼感は相手が「自分に気づいてくれた」と感じるときに生まれると思っています。そのため、日常生活のなかで「ありがとう」や「大丈夫?」の言葉を、意識して声かけする習慣をはじめてみました。小さなことですがやり続けて、自然と信頼してもらえる介護職員を目指します。
介護福祉士養成施設とは?
社会福祉士及び介護福祉士法に定められ、文部科学大臣及び厚生労働大臣の指定した学校または都道府県知事の指定した養成施設。高等学校や専門学校、大学があり、卒業後、介護福祉士の国家試験の受験資格が得られます。
麻生医療福祉専門学校福岡校は、「健全な倫理観を持ち、責任ある行動において万人が安心できる暮らしを創造する」を教育理念に、高齢者や障がい者など、日常生活において何らかの支援を必要とする方への専門的ケアの知識及び技術はもちろん、ご利用者の心に寄り添ったケアが実践できる介護福祉士を育成します。
施設概要
麻生専門学校グループ 麻生医療福祉専門学校 福岡校
〒812-0016
福岡市博多区博多駅南2-12-29
TEL:092-415-2294